自作のエンクロージャー内にフィラメントも一緒に入れておこうと考え、スペースの関係上横置きを試行錯誤しながら改良していましたが、やっぱり横置きだと回転がいまいちでした。
ならばと、エンクロージャー外に出して、複数のフィラメントが入れられる乾燥ボックスにしました。
収納ボックス
フィラメント保管用に使っていたパッキン付きボックスを使います。
フィラメント受け
最初はすごく頑丈で、デザイン的にも複雑なものだったのですが、出力時間をみると2日……。
削りに削って7時間ほどでプリントできるように改良しました。ちょっとねじれがありますが、実用的には大丈夫なようです。
ネジで固定するので、倒れるなどというこはありません。
フィラメントが交換しやすいように、上部着脱式です。
格安ベアリング
20個入で457円!
サイズは、内径7㎜/外径19㎜/厚さ6㎜(深溝玉軸受)。
写真で見る限り、ゴムシールドタイプ(片面か両面かは不明)なので、回りが悪いときやグリスの入れ替えでも簡単にできそうなので、失敗してもなにかに使おうと買うことに。
で、とどいたのがこれです。
シールドは金属タイプだけど、ちゃんと20個ある 笑
指で回してみましたが、ゴロゴロ感もなくラッキー! ただし、低速には適していますが、高速向けではないようです。
とりあえずグリスを除去してどれくらいスムーズに回るかをチェック。
607Zの刻印が。607ZZじゃないの?
シールドは先の尖ったもので押して変形させると簡単に外せます。カッターナイフの先とかでいけるかな? 自分は鉄の串でやりました。
グリスをすべて除去して回してみるけど問題ない回り。片面のみシールドを外して、どうせグリス切れするほど回すことはないだろうと、家に何年もある、スプレー式モリブデンオイルグリスを塗布。シャーと回るくらいにはなりました。
フィラメントホルダーにセット
手で回してみると、余韻を残して回る程度になめらか。1個23円くらいでラッキー 笑
ボックスにセット
3つセットしたところ。
フィラメントはボックスの真下から排出するようにしました。この方が力の加わる方向に対してスムーズ。
3つセットするとこんなかんじ。
フィラメントセンサーの真上付近から出るようになりました。
これでフィラメントケースは一件落着かな。