そこそこ売れているのか、またデザインナイフ(デザインカッター)の新型が登場。
今度のは210円で機能性をアップさせたものでした。
ボディはアルミ製でグリップ付き
今までもアルミ製はありましたが、今回のはゴムグリップが付属していました。そしてなぜか後部にはネオジム磁石が。
グリップの形状は先にいくほど太くなるタイプ。素材はボールペンなどに採用されているものと同じでしょう。
先太りグリップは意外と太く、ここは好みが分かれるところ。
私は太くていやだったので、ゴムグリップを逆付けしました。
なぜ磁石が?
ピックアプツールとして、本体後部にネオジム磁石がついています。強さを測定してみると、小型ニッパー(約60g)が持ち上がるほど強力。
でも、何に使うのでしょうか?
刃形状
一番こだわりたいのが刃で、幅広タイプとなっています。
先端だけ使うカッティング機能だけではなく、側面を使用した削ぎ落としにも適しています。
先端を重視した替え刃が多いので、削るような作業もよくする私には重宝します。
細い刃も使用可能
パッケージには「デザインナイフ用替刃対応」とあります。
また、通常の細い刃も使用することができました。
低重心仕様
こういった細かな作業をする道具は、先重心であると安定して作業がしやすくなります。
この、ハイエンドデザインナイフの売りも「低重心」となっているところです。
が、持った感じは微妙でしたので重量を測ってみると、少し重めとなっていました。
比較対象として、セリアのペーパークラフト用デザインナイフの重量も計ってみます。
このセリアのナイフは持ち手の樹脂が重いのですが、ネジが金属なので重量バランスは先重心となっています。
ハイエンドデザインナイフの重心はセリアのものよりもさらに後部にありました。
重心を変更する
細かな作業をするには重心が後部すぎるので、グリップエンドにある磁石を取ることに。
金属製の串を中に入れて何度もトントン叩いていると取り外すことができました。
重量を計ると0.7gしかありませんが、重心は若干前方に移動しました。
おおまか、セリアのナイフと同じくらいの重心位置になりました。個人的には、もっと前にもってきたいところです。
結局どれが使いやすい?
ダイソーのアルミデザインナイフは写真に写っていませんが、使い心地自体はどれも同じに感じます。
こだわりたいのは、刃の形状(切れ味)、グリップの太さ、重心、総重量の順です。
100円、200円で購入できるものとしては十分だと思います。