メスティンに入れるメスティンという売りなのですが、そんな使い方をするのって時間のあるときか、冬ぐらいでしょう。
私が最初に思いついたのは、やはり飯盒としての機能。
問題は蓋だったのですが、本体価格である300円よりも高くなってはナンセンス。いろいろと探したのですが手頃なものがなかったので、家にあったトタン板で作ってみました。
サクッとトタン板をカット
多分15年以上前に買ったトタン板。使えると思ってなんでも取っておくので部屋中ガラクタだらけになります。
たまに大掃除がてら捨てるのですが、また増えていきます。そんな中の一つ。
鉛筆でメスティンポットを縁取り、切り取り線を書いてブリキ鋏で切っていきます。
切り終えたら、メスティンポットに当てながら折り曲げていくだけです。
周囲はアルミテープで貼りました。ちょっと作業が雑でいまいちですが、蓋としての機能は十分。炊飯中に圧力で外れることがないくらいジャストフィットしています。
メスティンポットで50cc炊飯
まずは半合(0.5合)でチャレンジ。
お米の量は、ちょうど100cc、水は規定の120ccほどにしました。給水時間は20分。外気温は15度ほどです。
固形燃料は、セリアで購入したアルミパック3個入り(30g)を3/5くらいにカットして使いました。
ダイソーのポケットストーブに乗せて火をつけます。
炊飯スタート!
見事に失敗……。
これは完全に火力と水量のバランスが失敗した状態ですね。硬いけど食べることはできました。
メスティンポット半自動炊飯=米50cc+水200cc+固形燃料15g
結果的に上記の条件で焦げもなく綺麗に炊くことができました。
メスティンポットで100cc炊飯
成功したので気を良くしてさらに多く炊いてみます。
1合を試してみたかったのですが、明らかに容量オーバー。それではと、メモリを頼りにやってみることに。
写真では少なく見えますが、100ccちょうどの量です。水は200ccでセット。
固形燃料の量は50ccと同じく15gでいけると思うのですが、今度はアルコールストーブでやってみることにしました。
もちろんダイソーのアルコールストーブ。アルコールの量は約25cc(だったと思う)。写真の通り、9部目くらいです。
ちょっと火が近すぎるなと思いながらも着火。
そして見事に失敗……。
これは完全に火力オーバーですね。火が近すぎるのが原因ではあるのですが、燃料をもう少し減らすことで成功するかもしれません。
しかし、ご飯の量はかなりあるので、ちょい飯くらいなら50ccがちょうど良さそうです。
メスティンポット半自動炊飯100cc=米100cc+水200cc+固形燃料20g(またはアルコール燃料20cc)
それか、1.5合メスティンまたはラージメスティンをお持ちなら、水蒸気炊飯が良いかも。
アルコールストーブを持っているのであれば、自動炊飯シリンダーを使ってもよいかもしれませんね。