熱溶解式の3Dプリンタを使っている人にはお馴染みの、ニトムズ テープはがしカッター。
本来の目的はシールやワッペンを剥がすものです。
2010年代にはダイソーにあったのですが、今では販売されていないようです。
オフィス用品らしいパッケージ
見た目にも文具っぽいデザインのパッケージ。ハサミやカッターナイフと一緒に陳列していても、違和感がないシンプル&好印象です。
ちなみに刃先はビニールキャップ付きです。
刃先形状
使用方法は簡単。シールの隙間にカッターの刃先を差し込んで剥がすやり方。
なので刃先は少し鋭利になっており、シュッと引いてしまうと切れるレベルなので取扱注意。
サイズ感
握った感じは、普通サイズのカッターナイフと同じくらいです。
刃渡は6㎝。一応銃刀法内。
柄はプラスチックで、厚くもなく薄くもなく。強く曲げると少したわむ程度。
逆に刃先は柔軟性があり、刃の厚みは0.5mほどなので楽に湾曲させることができます。
刃先の素材は特殊加工ステンレス鋼となっています。
使い心地
まずはプラスチックに貼られたシールにチャレンジ。あえて円形の容器を選んでカット。
シールの端からスッとカッターが入るものの、スムーズには剥がれません。それでも、爪などで行うよりはスムーズに剥がすことができそうです。切るという感じ。
シール剥がしの溶剤と一緒に使うと、ベタベタが手につかずよさそうですね。
続いて段ボール。
想像よりも剥がしやすい。ただしカッターのような刃が付いているので、段ボールごと削ってしまいます。
ということで、段ボール開封にも役立ちそうです。
刃先が丸いので、最初の切り込みは少々力を必要としますが、刃が入るとスムーズに切れます。
刃先を研いだり、使いやすい形状に加工したりなど、素材としても使えそうです。
ちなみに、溶剤を使うなら、ダイソーに売られているシール剥がし液が総合的に使いやすいのでおすすめです。