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バイク/KLX250FI ピレリーラリークロスMT21 120/80-18 M/C 62RからメッツラーMC360 MIDSOFT 110/100へ交換

まずはチェーンの交換から。
土曜日にチェーンが届き、日曜日にタイヤが届く予定。
なので、流れ作業を連日行う。
純正のままか不明ですが、クリップ式チェーンが装着されていました。
走行距離は15,200万kmほど。
久々ににチェーンメンテを行うと……
「ちょっと伸びてるかなぁ、張ったほうがいいかもね」
「あれ、キンクしてるやん!」
チェーングリスを湯水のように使っても直らなかったので交換することに。
このクリップがなかなか外れてくれないので、マイナスドライバーを隙間に差し入れ、ペンチで無理やり曲げて外しました。

交換後のチェーン
○EKチェーン
 シールチェーン 520SRX2(QXリング)
 106L
 ¥5,687(モノタロウ)
○EKチェーン
 クリップジョイント(セミプレスタイプ)
 SKJ
 ¥259
※クリップジョイントはチェーンに付属していたので、これは不要だった。

8,500kmでMT21に交換。現在の走行距離は15,200km。
なんと、7,000kmも持ったことになります。ロングライフだ。

初めてチェーン交換をする人からすると、「クリップジョイント」と聞けば楽にできるタイプと思いがちですが、実際には「チェーンカット」「圧入」が必要になります。
だから、最低でもピンを抜く工具(チェーンカッター)とヤスリは必要。
この「チェーンカッター」って名前がくせもので、「チェーンをカットしてくれる工具」と勘違いしている人も多いみたい。
実際は「ピンを抜く工具」で、カットする工具ではありません。

写真のように、クリップ式チェーン部分にも「ピンに頭」があるため、クリップを外せば簡単に抜けるわけではありません。
圧入したものなので、開くような工具があれば楽に外せます。

クリップ式の古いチェーンを外す手順としては……
1、どこでもいいので、チェーンを繋いでいるピンの頭を1カ所削る。
2、チェーンカッターでピンを抜く。
3,新品のチェーンを巻く。
4、ピンを圧入する。
5、クリップを装着して抜けないようにする。
以上が一般的な手順のようです。

ちょっと猫に気を取られて肝心のチェーンがボケてしまってますが、ディスクグラインダーで10秒ほど削ってピンの頭をなくしたものです。
早朝作業だったため騒音を気にしてヤスリを使って手動で行おうとしましたが、あまりの面倒さに豆からコーヒーを挽いてたしなんだ後、グラインダーで削り落としました。

これがチェーンカッターでピンを抜いている写真。

さほど力を入れずに抜けるので、必要工具ですね。
たぶん、2,000円くらいしたと思います。

チェーンを開封してびっくり。クリップジョイント&グリスが入っていました。
買わなくてよかった……。
買い足したものだと、以前の記憶だと思っていましたが。

クリップジョイントの最大の難関、圧入です。
シールチェーンを使っているのでゴム部品の厚みがあり、簡単にいきません。
さらに、圧入するためにはかなりの力が必要です。
なので、万力を使って少しずつ締めました。
ピンを押さえないようにアルミに2穴あけた治具が、チェーンカッターと一緒に保管されていたので、以前自分が作ったのでしょう。覚えておりません……。
できれば、専用工具がいいでしょう。

チェーン交換完了。

続けてタイヤ交換。
交換前/PIRELLI MT21 ラリークロス 120/80
交換後/メッツラーMC360 MIDSOFT 110/100
タイヤ幅▶120→110
扁平率 ▶80→100
この差はどうでるか。

メッツラーから出た比較的新しいタイヤ。2017年だっけか。
レビューが少なかったので気になったので買ってみました。

HARDとSOFTがあるのですが、MID SOFTを選択。
理由はタイヤ交換が楽そうだから(笑)

ラリークロスと比較。
って、減りすぎてて比較になりませんが、最初見たときに「え!? サイズ間違って注文した???」と思うくらいでかく感じました。
幅はほぼ同じに見えます。

ちょっと分かりづらいですが、一回り大きいんです。
ってあたりまえなんですけどね。ラリークロスが減っているのと扁平率の問題です。

で、シールを剥がしたときに、接着剤が残ってしまうアクシデント。嫌々ながらパーツスプレーをティッシュに含ませて擦りましたが、なかなか落ちませんでした。

回転方向は関係ないみたいですね。
ローテーションマークがありました。

ここここ。
最後のひと落ちがなかなか 笑。
そういえば、ラリークロスを外す際「こんなに硬いタイヤだったっけな」と思うくらい硬く感じました。
MC360 MID SOFTはそこまではなかったですが、柔らかいという感じでもありませんでした。
ブロックを手で押しても、ブニョっという感じはありません。

20kmほど走ってきました。
車体をかなり寝かせて90度に曲がると、タイヤがブニョっとなったようなスリップがありました。皮むきが十分でないのでなんともいえませんが、倒し込むと少したわむのかもしれません。

フロントのT63はもうちょっといけそうです。

見た目はいいですね、MC360。
で、20数kmアスファルトを走った感想です。
ラリークロスとの比較(といっても減った後の最近の乗り心地とのもの)

○交換後、KLXにまたがった第一印象
 「え!? バレリーナ状態やん!」
 それほど車高が高くなりました。 
 70%は減りの問題。
○アスファルト
 ん? と思うほどロードノイズがしない。
 直進安定性が良い。
 低速走行はもちろん、高速走行がすごく安定している。
 制動距離は少し長くなる。
 ロックは早め。
○ちょっとした泥
 左右に振れずにまっすぐ走れる。
 泥に取られるような感覚は少ない。

総合的な感想として、林道はまだ走っていないので不明ですが、一般道に関してはカーブや制動時のロックでの不安は少しあるものの、これは慣れれば大丈夫でしょう。オフロード寄りのタイヤに交換するたびに、それは訪れるものなので。
で、なにより快適だったのが80km以上の走行。
見た目に反してノイズが少なく、直進安定性が抜群に良い。
スピードを出すのが楽しくなるくらい楽。
減りは分からないけど、林道までの一般道移動も楽になりそうです。

急制動やロックを行い30kmくらい走りましたが、まだポッチは消えていませんでした。
そんなに柔らかいわけじゃないのかも。

チェーンの具合もバッチリです。

ちょっと前にマフラーは格安の「弾丸レーシング」に替えています。
かなり軽くなりました。

そのままでは爆音だったので、詰め物(耐熱グラスファイバー)をして調整しています。
キャブ車なら調整するところですが、FIなので簡単にいきません。
どうしようかと思っていましたが、装着後すぐはバックファイヤーなどがあり無理かと思っいましたが、少し走ると鳴らなくなり、吹け上がりなども変わってきました。ある程度調整してくれたのでしょうか?

しかし、中速域のトルクが落ちたように感じます。
音が大きくなった分、単純にエンジンを回せていないような気もしますが、走りに影響が出るようなら、リヤのスプロケを3T上げようと思っています。

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