仕事の事情もあり、小型船舶免許を取得しました。
23年ほど釣りに接する仕事をしていたため、ある程度知識はあったことと、「船舶試験は簡単よ」とだれもが言っていたので、ほぼ無勉強で当日を迎えました。
迷ったけど受講時間が短い2級を選ぶ
「どうせなら1級小型船舶免許を取った方がいいよ」と言われてそう思っていましたが、免許取得には2級で3日(2日もある)、1級で短くて4日かかります。
3日とか4日とか言っても続けた日付ではなく、好きな日に受けられる講習もあります。
しかし、さすがに会社を4日も休むわけにはいかず2級を選択しました。
受講金額は安いところだと1級と2級は2万ほどしか変わらないので、事前予習できる場合は1級取得がおすすめです。

分厚い教科書と変な緊張
受講したのは2日間で取得できる講習コースで、1日目は半日学科で半日実技、2日目は学科と試験です。
金額はキャンペーン適応で96,000円くらいでした。
1級なら119,800万くらい。
1日目の受講者は4名で、2人ずつ午前と午後で実技班と学科班に別れます。
自動車免許教本くらいの厚さがある本と、薄めの本の2冊を1日半で頭に叩き込む感じ。
午前中は学科班でした。

海に関することや操船がメインだったため、それほど難しくはありませんでした。
しかし、漁業や航法に関する知識がまるっきりなかったので、覚えるのに必死で焦りが出始めました。
もうひとつ焦った理由は、「え? なんでみんな知ってるの???」ってくらい、他の人は予習してきていました。
操縦は余裕でした
午後からは実技で最後にはテストがあります。
まずは船に乗って点検のこと、操作を教えてもらいます。
教習艇は船外機で、20ftくらいのもので、計器が回転数と燃料計くらいしかないやつ。

男性の講師だったのですが、ちょっと教え方が雑。
そのくせすぐに質問を投げてくるもんだから気が抜けません。
湾内だったのと数日前に雨が降ったのでゴミだらけ。
「避けていいですか」と思わず聞いてしまうくらい。
まだ試験ではないので分からないことは質問しながら進めていきます。
っていうか、確認の順序とかが「どっちだったかな?」と思うくらいで作業が多いわけではありません。
しっかりと指差しや声出し、周囲をキョロキョロ確認していれば、習ったことは思い出すので、迷うことはありませんでした。
船のリモコンはシングルレバーだったので前後させるだけなのですが、後進がえらい硬く、ぐいっと入れるとブォン! と吹かしすぎてしまうくらい。
難しかったというか、練習時に1度失敗したのは人命救助。
船が風に流されるのは分かっているのですが、当日は風が強かったり弱かったりするので、予想よりも速く船が流れてしまいました。
そこで、対象物から少し離れた風上に船を止め、風に任せながら救助者をキャッチ 笑
リアルではないので、「早く助けなきゃ」は不要です。
焦らなければ救助可能です。

一旦陸に上がり、ロープワークを教えてもらいました。
ロープワークのイラストや書籍を作ったことがあるので楽勝です!…..とはなりません。
普段結ばないやりかたは、すぐに忘れて覚えていません。
でも、何度か行うと思い出してきて、「逆から行ってください」にも対応できました。
少し休憩後、実技試験です。
講師が入れ替わり各試験官となります。
女性の方だったのですが、釣りが好きらしく、釣りの話で盛り上がっていたらあっという間に試験が終わってしまいました。
これで1日目は終了です。
翌日は最後に学科試験があります
前日の実技試験の合否発表とかありません、多分まとめてなんでしょう。
本日の学科は丸1日で7時間。

船長の心得やら海に関する一般常識(安全、天候、潮流)などは知っていることばかりなので問題なかったのですが、船に関する一般常識についてはほぼ知らない状態。
形象物やら灯の意味、海域によるルールなどは初めて知ることばかり。
しかも、暗記しなければならないのに、なかなか覚えられなくて焦りまくり。
休憩返上でずっと復習をしていました。
そんなもんだから、何十年ぶりかと思える緊張を味わい、余計に頭に入らなくなります。
講師は試験に出る問題を重点的に教えているのが伝わってくるのですが、時々生徒に問題を出して答えさせてくるので、聞きながら復習はできません 笑
しかも、「先生間違ったこと教えてるやん!」が2ヶ所もあり、気になって仕方がありません 笑
その後、別の人がツッコミをいれてましたけどね。
試験開始
え? と思うほど簡単な試験問題 笑
50問出て33問正解で合格です。
・小型船舶操縦者の心得及び遵守事項 12問
・交通の方法 14問
・運航 24問
4択のマークシート方式なので、必ず答えは書けます。
自分は、まず問題用紙に答えを書きながら全部解き、見直しながら確実に正解というものをマークシートに書き込んでいきました。
やはり不安な回答はでてくるもので、見直しは必須です。
時間にはかなり余裕があり、解き終われば途中退席もできるのですが、心配で立てません 笑
多分、だれよりも早く解き終わってましたが、一番遅く退席しました。

その理由は、問いを読み違えていることがよくあるからです。
ずっと「誤っているのはどちらでしょう」と続いて、いきなり「正しいのはどちらでしょう」とでてきたりします。
案の定、3問ほど回答を書き直しました。
「落ちた人は翌日に電話があります」
試験の合否は電話で、鳴れば不合格でしたが、翌々日までドキドキしましたが鳴りませんでした。
免許を取り終えて一番感じたのは、「資格は早く取得した方が良い&予習は必ず」でした。
歳を重ねると記憶力に不安がありますね……。
でも、採点結果くらいは知らせてほしいですね、どこが間違っていたか知りたいもの。
まとめ
「2級船舶試験は難しくない」ということが分かりましたが、予習はしていきましょう 笑
合格率98%などとうたっているスクールが多いのもうなずけます。
実技試験もほとんど受かるようなので、車の免許を持っている人なら、だれでも取得可能でしょう。
実技で言えば、人から聞いた話だと、人命救助できなかったり、ペラに巻き込んだり、船を岸にぶつけても合格できたと聞いたことがあります。
さて、次は遊漁船が開業できるレベルの資格を取得します。
しかし、知床の遊覧船事故を受けて、旅客船・遊漁船に対してかなり厳しくなっています。
あと3年早く免許を取っていれば、もっと楽にお金もかからずいろいろな資格が取得できたのですが、仕方ありません。
遊漁船業の適正化に関する法律の改正にともない、簡単には開業できなくなっています。
遊漁船魚を開業するためには、船舶免許の他に、
- 遊漁船業務主任者の資格(実務研修に注意)
- 特定操縦免許(限定に注意)
以上が必要となります。
私の場合、運良くハードルを下げることができましたので、取得後、その話も書いてみたいと思います。
