デジタルノギスは、なんといっても目盛りが読みやすいし、アナログと違って読み違いがない。問題点は誤差や誤表示、電池切れなどでしょうか。オールステンレス製を購入してみました。
デジタルノギスはこれで4台目かな。オールステンは初めて。
ブランド名はlseebiz
開封
立派なケースに入って送られてきました。
説明書は日本語です。っていうかなくても分かります。
大工用って書いてあります。工業用じゃないという意味でしょうか? 200㎜タイプもあるようです。
重量チェック
持った瞬間「重っ」!
計ってみると18.8g。ズシッとくる重さですが、いろいろ触っているとすぐに慣れました。
そりゃオールステンレスだから重いのは当たり前ですな。デジタル部のボックスも金属製です。何ステンレスかは不明です 笑
よくある中華製のOEM商品でしょうか。
防水とか防滴とか書いていないのに、販売のイメージ写真はウォッシャブル! 素敵です 笑
付属品
高級ケースの他には、ネジ交換用のドライバーと予備の電池が2個付属していました。電池はLR44だから100円ショップなどでも手軽に手に入ります。
使いやすさチェック
サムローラー(移動用)を動かすとスイッチが自動で入ります。そのまま放置していると自動で切れるかと試しましたが、自動オフ機能は付いていないようです。5分以上するとOFFになるようです。
精度はバッチリ。いろんなものを測ってみましたが、良い感じです。
繰り返し精度 0.01㎜
器差(25℃)±0.04㎜
とても正直に書いていて、これも素敵です。
だいたい誤差0.01㎜って書いてあります。日本製の高級品でもそれくらいだし、DIYなら±0.1もあれば十分です。
表示も、0.01じゃなく、0.1の方が迷わなかったりしてよかったりします。
測ったものが0.12と0.17だったりすると、0.2にしようか、0.1にしようか迷います。
目盛り記憶機能
途中で電源をオフにして、再度オン。誤差0.01で表示されました。問題なさそうです。
開閉誤差
閉じる→開くを繰り返すとだいたい誤差が生じますが、いつもではなく、数度に1度0.01の誤差表示が出るようです。気にするほどではないのですが、やはり気になります。
ぐっと押し戻すと0になったりするので、これは機械誤差でしょう。仕方ありませんので都度リセットすることにします。
最大値
最大値は155.52㎜でした。ここから一気に戻してもしっかりと0になったので、それなりに使用精度は良さそうです。
比較
上のTACK LIFEのデジタルノギスも、そこそこ精度があり軽くて使いやすかったのですが、猫が机から落とした際に、内側用ジョウが欠けてしまいました。カーボンだったはず。
それと、止めねじがないのが玉に瑕で、計測のやりづらさもありますが、それよりもペン立てなどに置いた際にズレて勝手にスイッチが入ってしまうことが面倒でした。
今回購入したステンレスノギスもそのまま置くとスイッチが入ってしまいますが、止めねじで留めておくとスイッチは勝手に入らないようです。これで勝手に電池切れというのは防げそうです。
まだ買ったばかりですが、重さ以外は満足しております。