DIYに欠かせない ダイソー商品でマーキングゲージ作り

定規にストッパーが付いているやつで、同じ寸法をマーキングする際や、スライドして平行に線を引くことができるものです。

主に木工に使うので、少し大きめのストッパーで製作し、ズレにくいようにしました。

マーキングゲージ

使用したもの

使用した材料

★ダイソー
・MDF材 100×100㎜/6枚入り 1包
・ステンレス直線定規 20㎝ 2本
・PPシート 厚み1㎜ 1枚
・強力両面テープ

★その他
・つまみネジ 3×10㎜ 2本
・木ネジ 10㎜ 8本
・塗料、グルーボンド

★工具
・鉛筆
・丸のこ(手ノコでもOK)
・プラスドライバー
・グルーガン
・ナイロン手袋
・キッチンペーパー
・ラップ

メインの材料

マーキングゲージ

ダイソーで購入したもの。

後で分かったのですが、購入したステンレス定規は、端からのメモリではなく、端から3㎜のスペースがありました。

これだと、端から測ると毎回3㎜を引く(足す)しないといけないので面倒です。購入するなら、定規の端が0メモリになったものを選んだ方がよいと思います。

定規を置く位置を決める

マーキングゲージ

どの位置に定規を挟むかを決めます。通常は真ん中を選択すると思いますので、センターにしました。

定規のサイズは、幅が26㎜。これは正確に26.0㎜でしたので、採寸には信頼がおけそうです。

マーキングゲージ

MDF材は幅が100㎜なので、端から37㎜の位置に、できるだけ直角の線を引きます。

両面テープを貼る

マーキングゲージ

PPシートを貼るため、線に沿って両面テープを貼ります。

マーキングゲージ
重要

端から1㎜ほど両面テープをカットします。この端が垂直並行の基準となりますので、MDF材を傷つけないように気をつけてください。

PPシートを貼る

マーキングゲージ

PPシートは、端ギリギリに貼るのではなく、両面テープと同じように、端から少し離して貼ります。

マーキングゲージ
ワンポイント

PPシートを貼る際、全ての両面テープの保護シートを剥がしてから貼るとズレたときに補正しにくくなりますが、端の一部だけ剥がして貼ると、若干の位置調整ができるので失敗が減ります。

マーキングゲージ

反対側にも同様に両面テープを貼って、PPシートを貼ります。

ワンポイント

反対側のPPシートを貼る際、定規を置いて、両方のPPシートに隙間が出ないようにします。少しでもガタが出た場合はやり直しです。

MDF材を張り合わせる

マーキングゲージ

貼り付けたPPシートの上に両面テープを貼ります。

マーキングゲージ

端から両面テープ&PPシートを離した方を基準として、MDF材を張り合わせます。

写真でいうと、下の部分が基準面となり、それに合わせて垂直水平を出していきます。

ガタがないかチェック

マーキングゲージ

張り合わせたら定規を入れてガタがないかチェックします。もし、若干のガタが出た場合は、PPシートを押すと若干ですが調整可能です。そのための両面テープ接着です。

重しをしてより強く接着する

マーキングゲージ

どこの家庭にもいる白いデカイ猫をMDF材の上に乗せ、しっかりと張り合わせます。

木ネジで固定する

マーキングゲージ

100×100㎜のMDF材で作る場合、マーキングゲージは2個同時にできます。なので、半分に切ることを想定して、各所にネジ穴をあけて固定します。これでズレることはありません。

ワンポイント

ドリルで木ネジ用の下穴をあけてからネジを差し込んだ方がズレは少なくすみます。

定規留めネジ

マーキングゲージ

写真では分かりにくいですが、つまみネジはφ3㎜なので、φ2.8㎜など少し小さめのドリルで穴をあけ、グルーボンドを溜めておけるように、φ5㎜のドリルで、深さ2㎜ほどの穴をあけ、ボンドが溜まるようにしています。

その穴にグルーガンでグルーボンドを流し込んでいるところです。

マーキングゲージ

流し込んだ後、冷え固まったグルーボンドをカッターで切ったところです。これで、ナットを使わなくてもつまみネジがスッポ抜けることはないでしょう。

マーキングゲージ

問題ないか、定規を入れてネジを締めてチェックします。

カット

マーキングゲージ

基準面を頼りに、垂直並行を気をつけながらカットして二分しました。(カッティングは丸鋸(自作のテーブルソー)で行いました)

スコヤでチェクしましたが問題ありませんでした。スコヤを持っていない場合は、残りのMDF材を使って、定規と木材が直角であるかを確認するとよいでしょう。ただし、少しくらいズレていても、採寸にはあまり問題ないと思いますので、神経質になりすぎることはないでしょう。

塗装

マーキングゲージ

これは随分昔にコストコで購入した、粘着性のあるGlad ラップ。塗装時やボンド使用時に下敷きとして重宝しています。

マーキングゲージ

塗料は、片方はオイルステイン(ウォルナット)を使い、一方は水性塗料のマホガニーを使って塗ってみました。

マーキングゲージ

MDF材は、オイル系は吸い込んでいきますが、水性系は弾くようになります。特に切断面は吸い込み、平面部は弾きます。

マーキングゲージ

こんな感じで仕上がりです。手触りはオイルステインに軍配が上がります。

完成

マーキングゲージ

失敗したのはこれ。端からのメモリではなかったんですよね……。毎回3㎜考慮しないといけない。

マーキングゲージ

採寸、平行線の引き具合などはばっちりです。ストッパーを大型化することで木材への密着感が増し、良い感じになりました。

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