たまにサビが落としたくなりませんか?
普段は気にならないのに、付着したサビが気になってしまうことがあります。
屋外に放置しているようなものなら、サビの塊ができていて諦めることも。
それでも、落とせるかチャレンジしたくなるときがあります。
家にあったKURE「ラストリムーバー」と、高森コーキ「さびとりつや之助」、AZ「サビアウト」を切らしてしまったので、新しい錆び取り剤を購入してみた。
ネジザウルス リキッド
ネジザウルスでお馴染みのENGINEERから出ているサビ取り剤、ネジザウルス リキッド。


他のサビ取り剤よりも値段は少し高い設定。
ネジザウルスというブランド力を使っての商品です。
これのよいところは、中性なこと。
さらに「3秒でサビが落ちる」というキャッチフレーズに惹かれて購入しました。





スプレータイプがよかったのですが、値段が安いこちらを購入。
本当に3秒で落ちるのでしょうか?
キャップに注意! 使えないな、これ


ノズル式なのでサッと使えて便利そう。
まずはキャップを外して中栓を取ります。


早速使おうとしたところ、なんだか冷たい感触。
ん? 漏れてる……。
キャップを強く締めても、ボトルを押すたびに下から漏れてきます。
まったく使えないヤツじゃないか!
気を取り直してサビ取り作業開始
いきなりキャップでテンションダウン。
まぁ、サビが落ちればいいやと気を取り直す。
ただし、毎回中栓を取り付けないといけないので面倒。




まずは錆びたヤスリに塗ってみました。
均一に塗布するために綿棒で塗り伸ばす。
匂いはパーマ液と同じかんじで、臭いです。
そして10秒後……

期待ほど落ちなかったけど、まぁ浮き出てしまっているサビなのでしょうがないでしょう。


こちらも同様、浮き出てしまっているサビなので、期待ほど綺麗にはなりません。
次はマイナスドライバーのサビに挑戦。



歯ブラシで擦り、効果を大きくしました。
まぁまぁかな、3秒じゃないけど。
ラストリムーバーほど強力ではないけど、作業しながらちょっとサビを落としたいときなどには便利。
サビ取り剤を塗布したとき、酸素が抜ける際に紫色に発色するそうです。その間はサビ取りチャンスなのでしっかりと擦りましょう。
塗りたくって擦りまくってみた


これでもか! と塗布して歯ブラシで擦ってみました。

まぁ、サビが手につかないくらいは取れたかな。
そういえば以前にもこのタイプのサビ取り剤を購入して「期待ほど落ちないな」と記憶に蘇りました。
次は買わないかな。
一晩置いてみた
後日、なんだか納得がいかないので、錆びたナイフを一晩漬け込んでみました。

部屋中にパーマ(または髪染め)の匂いが充満。
真紫の液体です。

洗ったらこんな感じでした。
少し漬け込んだ方が落ちるように見えます。
ただし、ナイフの刃だけは染めたように灰色に。
中国製のナイフ(GANZO FIREBIRD)で、鋼材は440C ステンレス鋼 (58-60HRC)でした。
本当なのだろうか?
- 重曹2に水1を加えてよく混ぜる。サビ部分に塗り2〜3時間ほど放置してブラシでよく擦る
- クエン酸を適度に水で薄めてサビ部に塗り、2時間ほど置いてからブラシでよく擦る
- 歯磨き粉やクレンザーなど研磨剤が入ったもので擦る