毎年のように「今年の夏は……」という言葉を塗り返る。釣りやレジャーはもちろん、最近では買い物にも必要になってきた保冷剤。
気がつくと冷凍庫にたくさんあったので、どれが優秀か比較してみました。
本来ならクーラーボックスに入れて検証するのが良いのですが、今回は単純にどれが長持ちするのかを調べてみました。
その前に、ダイソーの氷点下保冷剤のスペックを。
ダイソー 氷点下保冷剤スペック
氷点下保冷剤(ハードタイプ、220g)
商品サイズ:9.6cm×2cm×14.5cm
約4時間の保冷能力
氷点下保冷剤(ハードタイプ、520g)
商品サイズ:2.4cm×19cm×14cm
約6時間の保冷能力
氷点下保冷剤(ハードタイプ、840g)
商品サイズ:11.7cm×3cm×29.3cm
約6時間の保冷能力
我が家にあるのは、520g(220円)と840g(330円)。
凍ると色が変わるのでわかりやすい。当然中身を出すことはできません。
通常の冷蔵庫にある冷凍庫(-18℃)で24時間以上凍らせてから使います。
選手紹介
ペットボトル(500g)/コカコーラ・スプライト
パワークール-16℃(350g)/キャンパーズコレクション 山善
キャッチクール(100g) /トライ・カンパニー
消臭剤入保冷剤(500g)/ダイソー※1kgは破れていたため退場
氷点下保冷剤(ハードタイプ、520g)/ダイソー
氷点下保冷剤(ハードタイプ、840g)/ダイソー
倍速凍結・氷点下パック(1200g・XL)/ロゴス
氷点下パック GTマイナス16度(1200g)/ロゴス
テスト環境
室温30℃、湿度57%。ほぼ一定した条件のもとで、1時間ごとに4時間調べてみました。
いきなり結果発表
%は容器に対する残りの固形物
1時間後 | 2時間後 | 3時間後 | 4時間後 | |
ペットボトル | 90% | 40% | 10% | 5% |
パワークール | 80% | 5% | 0% | 0% |
キャッチクール | 95% | 50% | 5% | 0% |
ダイソー500g | 100% | 90% | 20% | 20% |
ダイソー520g | 100% | 80% | 0% | 0% |
ダイソー840g | 100% | 85% | 0% | 0% |
ロゴス倍速凍結 | 100% | 95% | 80% | 5% |
ロゴスGT | 100% | 90% | 50% | 0% |
なんということでしょう! ペットボトルが優秀!
そしてダイソーの消臭剤入保冷剤も優秀!
触ったときの冷たさ
表面に手を触れた際の冷たさランキングです。もちろん私個人の感想です。
3時間後
1位 ダイソー840g、ロゴス倍速冷凍、ダイソー500g
2位 キャッチクール
3位 ペットボトル、ダイソー520g
4位 ロゴスGT、パワークール
4時間後
1位 ダイソー500g
2位 ロゴス倍速冷凍、ダイソー840g
おすすめはどれよ
用途に合わせて選ぶ必要があるのと、使用するクーラーの保冷力にも大きく影響されると思います。
オールラウンドでおすすめ
ロゴス倍速冷凍、ダイソー消臭剤入保冷剤1kg、ダイソー840g、ダイソー1kg
小さなクーラーにおすすめ
ダイソー消臭剤入保冷剤500g、ペットボトル
短時間でも低い温度が欲しいとき
ロゴス倍速冷凍、ロゴスGT、ダイソー840g
まとめ
今回はあくまでも放置状態での実験。クーラーボックスなど保冷力のある庫内に入れた場合、低温が持続する(放熱が抑えられる)ので、氷点下保冷剤の威力はもっと増すと思います。
しかし、ペットボトル氷は意外と持ちますね。前日に用意できるなら2Lで十分いけそうですね。