根掛かりの少ないポイントでは、ジグやシンカー自体がなくならないためアシストフックの消耗はあはりまりませんが、根掛かりが多いポイントがメインの場合は、シンカー類はもちろん、アシストフックはそれ以上に消耗します。
特に根掛かりが多いエリアをよく攻めているアングラーは、アシストラインへのコストを下げたいところです。
国内ではYGKよつあみのエックスブレイド シーブレイド(旧シーハンター)を選ぶ人が大多数。
ルアーに純正でついてくるアシストフックにも多く採用されています。
アシストラインの種類
シーブレイドとは
ナイロン&ポリアリレートの複合糸で、編み込まれたラインになります。
余談ですが、◯本撚り、◯本編み、◯本組は使い分けているようです。(海外製品には適応されていませんが……)
シーブレイドにはレッドとブルーのカラーラインナップがあり、レッド(実際にはレッド&ホワイト)が主流として使われています。ブルーはシマシマではなく単色です。
なんでみんながシーブレイドを使うかというと、コシが強くルアーやフックへの絡みが少なく、他のラインに比べて長時間続くという耐久性の高さでしょう。
PEライン
アシストラインに使い古しのPEラインを利用する人もいます。
最近ではPEラインを使ったアシストフックも多く売られるようになりました。
コシが少し弱いのと、毛羽立ちが目立ってくるのが気になりますが、毎回〜数回しか使わないのであれば特に問題はありません。
中華製ラインとは
では本題の中華製アシストラインですが、PEラインになります。
これは100m巻でアリエクにしかなかったもの。このほかに10mカット(こっちはアリエク・TEMU両方にあり)で、ホワイト2:レッド1の割合のラインもあります。
どちらも購入してみたところ、この100m巻の方がコシがありコスパも断然良いようです。
購入先はアリエク。話題のtemuにはありませんでした。
それぞれ比較
上からシーブレイド10号(旧シーハンター)、100m巻0.5㎜(アリエク)、10mカット品10号(アリエク・TEMU)です。
接写写真で比較すると、シーブレイドの編み込みの強さがみて取れます。これがコシの強さになるのでしょうか。
ソフトに巻いた方がラインの使用率は下がると思うので、製造コストは下がるのではないでしょうか。
ちなみに、メインラインで使用するPEは、コシが強すぎると使いにくい場合があります。使用目的によりですがソフトでしなやかなラインは使いやすくもありますが、絡みが出やすいともいえます。
使用した感想
号数に注意
自分がよく使っているアシストラインの号数に注意しましょう。
ライトジギングなどでは10号が適切でしょう。対象となる魚のサイズもありますが、使用するフックサイズにも大きく影響されます。
10号のラインだとチヌバリの5号クラスを使うとすっぽ抜けやすくなります。管付きフックを使おうとしても、菅にラインが通らないでしょう。
私の場合ですが、ライトジギングなら10号、タイラバや一つテンヤ、SLJなら通常は8号を使っています。
太さだけで選ぶなら、中華製ラインでいうと、0.8㎜が10号、0.5㎜が8号クラスになるようです。
コシや耐久性については、1回の使用では問題なし。
ただし、何尾も釣れた場合はコシが弱くなります。数日後に使用した場合も腰が弱くなりますが、国産のPEラインで作られたアシストラインと変わりないようです。