電圧の低い通常のUSBカップヒーターでは出力が弱く、あつあつどころかかなりぬるいものしか飲むことができません。
買う前に「ぬるくしかならんよ」と言ったのに、実際に使ってみると「これ、ぬるいままやんっ! 怒」とおっしゃる我が家の奥様。
ダイソーのカップウォーマー(白)では納得がいかない様子でしたので、仕方がないのでAmazonでコンセント式を購入しました。
700円OFFクーポンを使って、3,099円で購入できました。
形状やデザインが似た商品で100℃までを謳っているものもありましたが、評判が良かったこれを購入しました。
PGVAVA カップウォーマー スペック
※引用元:Amazon
保温可能範囲は直径約11㎝ほどでした。
5段階の温度調整が可能で、重量センサー(ただのボタン)、自動電源OFF(8時間)があります。
見た目良し
自分が使うのではないこともあって期待していなかったのですが、ガラスの土台はなかなかGOOD。
家電批評では2021年、2022年、2024年にBestbuyと評価されているそうです。
陶器製のコップでも大丈夫なようですが、より早く温まるように、底が平な耐熱ガラス製のマグカップを、ダイソーで200円で購入しました。
陶器製のマグカップや食器の底は基本的に縁取りされておりピッタリフィットしませんが、Amazonのレビューではちゃんと温まるようでした。
底面センサースイッチ
「重力センサー」のように書かれていますが、実際にはバネの力で制御されている、ただのボタンスイッチ。
四つの足よりも飛び出しているのがセンサーです。
平らな場所に置くと、これが飛び出した状態のままになるので軽いときは微妙に浮いています。
スイッチが入るにはどれぐらいの重さが必要か調べたところ、110gでセンサーが反応して加熱が始まりました。
このコップでは内容物が少し残っていてもスイッチが切れてしまうので、やはりマグカップがちょうど良さそうですね。
スイッチ
コンセントを入れるとスイッチがすぐに入りますが、温度切り替えはLED表示部をタッチして行います。
1〜5段階表示で、温度表示はありません。
マグカップ1杯分の200ccで温度計測
まずは温度レベル1で計測。
温度は表面温度計で計測しました。
常温 | 5分 | 10分 | 15分 | 20分 | 25分 | 30分 |
20.9℃ | 23.8℃ | 25.1℃ | 28.4℃ | 28.4℃ | 29.4℃ | 31.3℃ |
常温の水道水をそのまま使ったのですが、思ったよりも早く暖かくなりました。
まぁ、30℃ではぬるいのかな? くらいのレベルです。
次は、1レベル25分ほど置いた時の、経過温度を計測してみました。
レベル2 | レベル3 | レベル4 | レベル5 |
62.5℃ | 66.3℃ | 71.3℃ | 71.7℃ |
さすがに沸騰はしませんでしたが、飲めないレベルまで熱くなりましたので、ぬるくなったら再温めも簡単にできそう。
また、朝起きてからセットしておけば、洗面後に暖かいコーヒーが飲めそうです。
奥様いわく、普通に飲むならレベル2で十分だそうです。
レベル4以上はあまり変わりませんでした。
これは室温にも影響されると思いますが、計測時は常温と同じ20℃ほどでしたので、真冬や寒冷地でも使えるのではないでしょうか。
最高温度にすると、指を1秒くらいしか入れられない程度になりました。
注意点としては、ヒーターの底面も熱くなるということ。
熱に弱いものの上には置かないようにしたいですね。