梅雨の合間なのか、風が弱く晴れの予報。
午前6時半ごろ出港でポイントまではわずか5分ほど。
まずは新作のテンヤテストで8号をセット(というか8号しか作っていない)。
一投目、関門名物の石が掛かったかなと、ゆっくり巻いているとポロッと外れたので、そのままフォール。
すると、先ほどよりも大きな石がまた掛かってしまったため、ゆっくりと巻き上げることに。
途中で「グングンッ」と生体反応、これはイカかな? と慎重になると外れてしまいました、残念。
それから20分ほど、アタリが全くありません。

Y船長が別の船長の情報を聞くと、最近は別のポイントがよく釣れているらしい。
早速移動すると、すでに3杯の船が竿を出していました。
移動してきた場所は風があのだけど、流れの速さと風の強さが絶妙で、バーチカルレベルで釣りが成立しています。
すぐにテンヤを6号に変更して、フワフワ感を演出します。
アタリがないまま20分ほど漂流していると、シャクリ後のフォールでアタリらしき反応が手元に伝わってきましたが、食わず。
同様にアクションしていると、3回ほど同じようなアタリがあったので、ブレードがフックに絡んだりしているのかなと想像していたら、ガツンといきなりドラグを引き出すアタリ。
今年は何度もバラしているので、追いアワセを2度入れてハリ掛かりのの感触を確かめながら緩かったドラグを少し締めて対応。
上がったのは50㎝ほど綺麗なマダイでした。

シャローエリアで掛かったので、とても引きが強く楽しめました。

頭がとれたエビはとっておき、カサゴ地帯に入ったときはそれを使っていますが、2本のハリにエサを付けるとカサゴのアタリが倍増します。
そして、結構な頻度でキジハタやマダイも食ってきます。
その後はポイントにより、カサゴが入れ食いだったり、キジハタが掛かったりと忙しく釣りができていたのですが、潮が速くなるとピタッと食いが止まり、あくびが出るほど暇に。
それでも、いつもよりも遅い午後1時に納竿としました。
新作の一つテンヤの試釣も積極的に行ったのですが、フックのセッティングもうまくいったようで、バラシも減りました。
しかし、塗装なしでもありでもあまり釣果は変わらない気がします。
ブレードはやはり根魚に人気ですね、根魚・マダイとコンスタントに釣れてくれます。

お持ち帰りはマダイとキジハタ。
今回使用したエビはAmazonで購入した長崎産冷凍芝海老です。
大量なので解凍するのに時間がかかって大変でしたが、塩水にうま味調味料(業務スーパー)を溶かした水に解凍できた個体から浸した後、ジップロックに20尾ずつ入れて再冷凍してみました。
本日使ったエビの数は40尾ほどでしたが、頭がすぐに取れた個体は2尾程度だったので、おすすめのエサです。
唐揚げや素揚げにして食べたのですが、ツノとシッポのケンが鋭く硬いので、家族には不評でした。


もしかして宗像沖に沈没した自衛隊の掃海艇「うくしま」を引き上げたクレーン船かな?
しかし、あと5mくらいしか関門橋との隙間がないんですけど……。