海釣りしかしていなかった頃は、雨が憂鬱だったけど、渓流釣りを始めてからは雨が待ち遠しくなりました。
昨日の晩から本日の10時くらいまで雨予報。
こんな絶好の日に足を運ばないわけがないですね。
先々週に続き、今年好調の小さな支流へ
午前10時半ごろ家を出たので、現地着は12時を回っていました。
ご飯を食べてから竿を出そうか迷ったけれど,お腹いっぱいで歩くのも嫌だったので、釣りを開始。
誰も来ていないように思えたのでじっくり狙いながら川を登ることにしました。
1回アタるだけでいなくなる
ヤマメらしきアタリはあるのだけど、ハリに掛かってくれない。
そういうときは根気良く狙うと2〜3回はアタってくれることが多いのだけど、本日は1回しかアタリがありません。
こんなときの対策のために、いつもミミズとブドウ虫を持って行くのだけど、ブドウ虫を使おうとチェックしたところ、みんな干からびていました……。
私は海のフカセ釣り暦の方が圧倒的に長いのですが、ツケエのオキアミはみんな同じように見えて1匹ずつサイズや身の崩れ具合が違っているため、できるだけ状態の良いものから選んで使います。
特にチヌ釣りのときは、1度アタリがあって食わない場合は、必ずツケエを交換して次の一投を入れます。
そうすると、新しいエサだと認識するのか、警戒心なく食いついてくることが多いように思います。
できれば、オキアミ➡︎練りエサなど、違うエサに替えると効果的なのですが、練りエサだと食わないこともあるので、オキアミ➡︎ムキミとか、頭なしなど変化をつけるようにしていました、
渓流釣りも同じのようで、ミミズ➡︎ブドウ虫にすると食ってくることが多々あります。
ていうか、川虫とれよって話なんですが……。
正体が判明
あまりにもアタリだけあってハリ掛かりしないものだから、痺れを切らしてハリを小さくしました。
するとやはり

君らでしたか。
その後もずっとこの調子なので、少し早歩きして本命ポイントへ急ぎました。
釣れない!
すると今度は釣れなくなり、カワムツくんの猛攻が始まりました。
だいたいヤマメがいると一番に食ってくることが多いので、カワムツやアブラハヤが釣れるポイントは早々に見切りをつけます。

カタツムリも雨宿りしていました。
本命ポイントも釣れず
これまでのうっぷんを晴らすかのように、本命ポイントでじっくりと粘りますが、アタリすらありません。
蜘蛛の巣があり草木も倒れていないので人が入った形跡はありません。
いや、ずっと川の中を歩けば足跡もないかも……などと考え、帰ろうと決心しましたが、あきらめが悪い私は竿を畳まず、帰る前に一つ下のポイントだけもう一度狙うことにしました。
目印まで沈み、薄らと見えるくらい仕掛けを止めながら流すと、目印が流れとは違うように動いている気が。
いや、アタリだと確信し、ハリが小さいので飲み込むまでじっくり食わせることに。
まるで、フカセ釣りの沈め釣りのよう 笑
50㎝ほど動いたところで鬼アワセ!

思っていたより大きかったので引き抜こうか迷いましたが、足場が高いのでタモでは掬えないし、移動もできないので抜きあげました。
バタバタ暴れて崖から何度も落ちそうになりましたが、ハリは喉元に掛かっていたため確保成功。
サイズは26㎝くらいですが、カエル食べてる? というくらい体高がグッド。
その後はやはり釣れないため、切り上げることにしました。
いつもは1時間程度で上がってくるのですが、この日は2時間ちょっと経っていました。

水温は特に悪いわけではありませんでしたが、昨晩の雨が冷たかったのでしょう。
そういえば、昨晩は毛布にくるまって寝ていました。
雨後の誰も入っていないポイントでこれほど苦戦するとは思っていませんでした。

ちゃんぽんを食べたら3時を過ぎていたので、すぐに帰りました。